すっかり間が空いてしまいました。
年末に向け、かなり忙しいマメちゃんです。
年始には、講師として話ますので、そのお知らせも近い内にしますね!
今回も、凄い機関からご依頼いただきました。
ありがとうございますm(_)m
今は、必死に資料作り中です(;^_^A
さて、標記の通り、前回の続きです。
この障がい者の就労支援の業界にいれば、数々のドラマに立ち会う機会に恵まれます。
僕もこの10年で色々な素敵な場面に居合わせることが出来ました。
今回、ご紹介するケースはそんなに珍しい内容ではないと思います。
でも、マメちゃんは泣きました。涙しましたよ。
工場長さんの想いがビンビンに感じれる発表だったからです。
『小金屋食品株式会社』さんでのお話。
http://koganeya.biz/
29歳の精神障害がある女性が支援センターからの紹介され、小金屋食品さんで実習を受けることになりました。
当時、周囲は大反対。
工場長は社長の娘だったのですが、社長の社会貢献屋、人材不足の補充など気持ちは分かるが、障がい者を現場に入れることには賛成できない立場だったそうです。
周囲の心配をよそに、支援センターの環境作りと、何よりも本人の努力で、実習は問題なく終了。
2ヶ月後にはパートとして雇用していました。
しかし、ここからトラブルが起こります。
問題点
①元々、彼女は声を出すのが苦手。異変に気付いても、声をかけれません。
②挨拶もどのタイミングですれば良いか分かりません。
③そして、他の職員の仕事は手伝いません。
この時、やはり障がい者雇用は無理か・・・と工場長は諦めかけたそうです。
ですが、ここで支援センターも入って、環境を整備してみました。
環境調整
①作業で異変に気付いても、声を出せない彼女のために、呼び鈴を起きました。
②挨拶については、職員から彼女にするだけにしました。そうするように、社長から社員に周知しました。
③支援センターの職員が聞き取ると、どうやら彼女は手伝って良いのか分からなかったそうです。
すると、彼女の勤務態度に変化が現れました。
改善
①元々、彼女は検品能力が高く、異物を発見すると呼び鈴を鳴らすので、異物混入率が下がった。
②大きな声で挨拶はできませんが、職員さんの挨拶に対してお辞儀をするようになりました。
③職員から手伝って欲しいと伝えることで、彼女は問題なく手伝えるようになりました。
ここまでの対応の流れを見て、「そんなことか!?」と思われた方もおられるでしょう。
ですが、こんなことなんです。
こんなことで、障がい者雇用は可能になるんです。
彼女の勤務態度が変わり、工場長はひとつのことに気が付いたと言います。
「出来ないことを出来るようにするのではなく、出来ることの幅を広げる」
これこそが、経営陣、現場の長に必要なことだったのではないのか?
今までも、そうやって雇ってきたはずではなかったのか?と。
そう気が付いた時から、彼女への認識は障がい者ではなく、ちょっと大人しい女性に変わったそうです。
その後、彼女にも仕事に従事する者としての自覚が芽生え、自分のミスで会社に迷惑をかけてしまい、ボロボロと涙を流して泣いたことがあるそうです。
でも、工場長はそんな彼女を見た時、何とも言えない気持ちになったそうです。
そして数年後、彼女は周りにも認められ、正社員に!
そして今や、副工場長と呼ばれる存在になったそうです。
工場長は何度も声を詰まらせながら、この報告をしてくださいました。
最後には、今となっては彼女のことを障がい者として紹介することに抵抗を感じるとまで言われました。
このように、障がい者雇用をする企業には、様々なドラマがあります。
もちろん、良い話だけではありません。
でも、そんな現場で起こっているドラマを、少しでもこのブログで紹介していけたらと考えています。
そして、このブログがきっかけで、障がい者雇用にチャレンジすると言ってくれる企業が出てくれば幸いだと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿